訃報を耳にしたのは、ご葬儀の翌日のことでした。
川崎登先生。
丁度、一年前に体調を悪くされ、その後、闘病なさっていらっしゃり、私も何度か病院へお見舞いにあがり、つい3か月前はお電話で結構元気な声でいらしたのに…。
先生は、アス高スタート時より国語や体育のスクーリングをご担当くださり、それだけでなく、遠足やキャンプなどにもご参加くださっていました。
アス高のおじいちゃん。
私などは半分ふざけて‘ご老公’とか呼んでいましたし、お体が良くなったら、一緒にイカ釣りにでも行きましょうとお話しもしていました。
笑顔が優しく、とても熱心に生徒らを教えてくださり、私も多くを学ばせて頂きました。
昨年度の卒業式、病床で書いてお送りくださった祝詞は忘れられません。
その中に、こうあります。
「・・・これまで皆さんと共有することができた時間はほんとうにわずかなあいだではありましたが、私にとっては私のささやかな教師生活の最後に訪れた、とても心楽しい珠玉のような時間でした。このような出会いの時を持つことができたことを、とてもうれしく、ありがたく思っています。皆さんは私にとって宝物のような存在でもあります・・・」
先週、先生と一緒に写っている写真を皆で見ながら、先生を偲びました。
本当に本当にありがとうございました。
どうか、天国より、私らを見守ってやってください。
先生と過ごした時間、決して忘れません。
コメントをお書きください