11月も終盤となり、冬の足音が聞こえてくるようになりました。
アス高ではコタツも出して部屋の模様替え。
春に暖かくなってから中断していた‘みそ汁給食’を今月から再開しました。
欲しい人には、私が作ったみそ汁を振る舞っています(無料です)。
殆ど具の入っていない業務用のみそ汁を買い込んでありますが、それに毎日色々と違う具材を入れて、日替わりメニューで作っています。大抵、溶き卵を入れてますけどね。
所謂、皆で揃って食べる給食ではないですし、要らないという生徒もいますけど、「欲しい人!」と訊いて手が上がると私はとても嬉しいのです。
「頂きます」。食べ終わった後は「ご馳走様でした」「ありがとうございました」
お椀は食べた人が洗います。
手仕事、手作業、手作り、手書き、手渡し、手洗い、手料理…。
私はそんなものが好きです。
心がこもっているから。
これまで何度かインドにあるマザーの施設で働いてきましたが、作業は全て手仕事です。
患者の食器洗いや洗濯…。
世界中からの寄付もあるはずで、電気洗濯機などを購入するのはわけないことでしょう。
しかし、敢えてそうしていない。
これってすごく分かります。
どんな仕事にも心をこめることが大事。それが、スイッチポンでは出来ないから。
昼前にみそ汁作っていると、生徒らのお母さんの気持ちが分かる気もします。
残さず食べてくれ、美味しいと言うのを聞くことの嬉しさ……。
やはり子供(生徒)には温かい手作りを食べさせたい。
・・・私は、アス高スタイルのひとつの小さい象徴として、みそ汁を振る舞っています。
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