自然の摂理

丁度1年前、アス高のすぐそばにツバメが巣を作っていて、そこで雛が育っていました。毎日、雛たちを見るのが楽しみでした。

残念ながら、今年は同じ場所に巣は無く、寂しくも感じます。

ですが、私がいつも走るコース(途中でインターバルを取る所:国道9号線沿いにあるJRのK駅)には毎年同じ所に巣があり、今年も今丁度、雛たちが餌をねだって、親鳥は忙しそうに餌を運んでます。

ともあれ、雛たちの可愛いこと可愛いこと。

もう黒と白の羽も揃っているみたいで、数日後には巣から出られるでしょう。

その後、しばらくは近くにいて、まだ親が餌を運ぶのでしょうが、いずれ巣立ちとなるのでしょう。

 

よく知られていますが、野生の動物は、育った子供を巣から追い出すもの。それも厳しく攻撃しながら。

我々人間はそれを見て、これこそが親の愛情とばかりに感傷に浸り感動しますが、それは本能に従っての行動で、種の保存というか、自分で育っていける強い子を育てるための自然の摂理に過ぎないのですよね。

 

よく生徒・子育てはこうあるべきだとかネット等で持論を展開するお偉い教育学者さんとかもありますけれど、一番間違いが無いのは、本来の自然のあり方に従うことのようにも思います。

 

今、巣立ち(卒業)のシーズンという訳ではなく、むしろ言わば、せっせと子・生徒をケアして育てる時ではありますけれど、思うのは自分で生きていくための力ですね。。

自然(のあり方)というのは、そこに立ち返っていくべき、羅針盤である気がします。