今、アス高では、”無料塾”をやっています。
不登校で学校に行っておらず、勉強が遅れて心配になっている生徒に無料で教えてあげる(学校に戻れるように)。
(勿論、”怠学”でなく)勉強したいのに行けない。本当は学ぶ権利があるはずなんですよね。
なので、私はそれらの生徒に力になれればと思って、敢えて無償で教えることにしたのです。
・・・こちらへ正規に転学(こちらで高卒を目指す)の生徒ですと学費も頂いていますけれど。
今日も、無料塾に来てくれた生徒を教えていました。
高校2年生。敢えて、不登校になった理由は訊いていません。
夏休み明けには今の学校に戻れそう。表情も明るいです。
私が数学(数II)と英語を教えています。
っふっふっふ、私は元々、英語教師なのですが、数学教えるの好きなんですよね(数II、OKです。^^v)。
実は、自分が高校生だった頃、一番成績が悪かったのが数学だったんですが、自分が頭悪くて苦労した分、むしろ英語より教えやすいかも?
ともあれ、こうして今、”無料塾”もやっています。
妙なもので、¥1の儲けにもならないのに教えるのが楽しいですし、当然ですが無料だからといっていい加減に教えたりしていません。
”授業”が終わってから、生徒に「来てくれてありがとう。また頑張ろうな」って思えるのです。
むしろ、月謝をもらっている生徒を教えた時以上に、ある種の清々しささえ感じられます。
自分で言うと自己満足的なナルシシズムになるのかもしれませんが、無償で教える一種の純粋さが気持ちよいのです。
かつて、マザーテレサはスラムの子に(ノートや黒板など無いので)地面に文字を書いて教えたと言われます。
マザーは、何故、子供達に教えようとなさったのだろう。。。
当たり前ですが、子供に教えて報酬をもらっていた訳ではありません。
ただ、子供たちが好きで、教えてあげたかったから…。
私は言うまでもなく、そんな高尚な人間ではありませんが、でも分かる感じがするのです。
今日の無料塾でも、教えている生徒が笑顔で学んでくれ、「ありがとうございました」と帰路につく。
私は、それが嬉しくて教えているだけ。こちらこそ、来てくれてありがとう。
アス高の「通信高校コース」だろうが「フリースクール」だろうが「無料塾」だろうが、生徒は皆大切。
無料塾に来ている生徒、また学校に戻れて元気にやってくれるといいなぁ。
そして、希望が叶い、幸せを感じてくれますように。
そうしたことに力を貸してあげられれば、私自身、何より嬉しいことです。
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