生徒に教わる

先日、モハメド・アリ氏が亡くなりましたが、ある方(アス高の関連)が私にメールを下さり、氏の特集番組を見ながら、私のことを頭に浮かべられていたとか…。う~ん、どういう関連付けなのだろう。ボクシングのこと?生きざま? まぁどっちにしろ、私など偉大なチャンピオンの××にもなりませんが。

 

閑話休題。私はアス高のような学校で生徒と関わる上で決定的に欠けているところがあると思っています。

ウチなど、いわゆる不登校を経験している生徒が多い訳なのだけれど、私自身は高校時代、1年次と3年次は皆勤賞だったのです(2年の時は、授業をフケてチャリで海まで行ってたことがあり、その欠課があるので皆勤無し)。

そういう者が、どうして学校に行けない・行かない生徒の気持ちを分かってやれるのだろう・・・。

そのため、私は時々、ウチのスタッフ(私の教えた生徒=フリースクール卒業)に聞いたり、またはかつて教えて今はそれぞれの進路を歩んでいる元・生徒に‘教えて’もらったりすることがあります。

先日も、あるかつての生徒に、メールでこんなことを尋ねました。「長く学校に来れなくなっている生徒って、こちらからは関わらずにそっとしておいた方がいいと思う?それとも関わりを保ってあげていた方がいいと思う?」

私は根がお節介なので、関わってしまうタイプなのだけれど、それが当人にとって嫌がられることになってもいけないし…。

すると、これを尋ねた元・生徒の一人からこんな返事がありました(一部抜粋)。

 

山本先生お疲れ様です!
先生に会いたくて仕方がないっすよー(TT)笑
相変わらずこちらも忙しい毎日を送っています。。。
生徒さんの件についてなんですが、私は、絶対に声をかけてくれた方がいいと思います!
もちろん人それぞれなので、放っておいてほしい!学校に行かないままでいい!と思うかもしれませんが、それだと、それ以上前に進むことができないまま高校生活を送ってしまいます。
私は山本先生の助けがあったからこそ、今の自分がいます。
ですが、生徒さんの性格であったり、今学校に対してどういう思いでいるのかが大切ですよね。。
生徒さんと山本先生との信頼関係ができたとき、はじめてつながりのようなものがもてると思います。
私は当時人と話すことすらできなかったので、山本先生と信頼関係が築けるまで大分時間がかかってしまいました笑
築けるまでは、放っておいてほしい。今は休んでいたいと思うときもありました。
学校に足が向くようになるまでそっとしておいた方がいい気もしますし、3年生であれば、何かきっかけになるような連絡を送った方がいいと思います!
少しずつ、少しずつでいいので、生徒さんが学校に行きたいと思うような環境を作って、いつかは行けるようになりたいですよね。
私は山本先生の釣りに連れてってもらったりとかめちゃめちゃ楽しかったですけどねー笑
あとは相性が合うような友達の存在も大きいですよね!
参考にならないような意見で申し訳ないです(;_;)

苦しい思いをした人ほど、人の思いが分かる人間になります。
またお話聞かせてください♪

ぜひぜひ!
夏遊びに行かせていただきます!
楽しみにしてますねー(^^)

 

自分が経験してる人の意見は説得力あるなぁ…。

こっちの方が教えてもらってる。

 

少し焦点ズレますけれど、アス高の卒業生はまだいません。

 でも、私が以前に教えていたところの生徒なのに、こちらへアソビに来たいって言ってくれてる生徒らが本当に多くて…。

なんか嬉しいなぁ。

 

そうそう、前に教えた生徒と言えば、これまで何度も私は生徒の結婚式に呼ばれてるんですよねー。

てか、これはある意味、屈辱的だっ!(爆笑)