人間性、人間らしさ

4月23日の開校式の際、私は生徒の皆や保護者の方々に伝えたいことがありました。

それは言わば、アス高の根幹ともなるべきものです。

しかし、それをどう表したらよいものか…。

 

一言で言えば、“人間性”、“人間らしさ”です。

 アス高を創る上で、私はそれを土台にしたいと思ってきました。

何より一人ひとりを大事にすること。

このHPでも触れていますが、打算的な損得、利便性や合理性の優先ではなく、血の通った人間性、心で感じる温かさや感性…。

アス高はそういう学校にしたいということ。

 

私は口下手であるので、実際にはほんの掻い摘んだことしか話しませんでした(「開校宣言」も敢えて短くしました)。

しかし、話す上において、参考にしたものがあります。

それはチャップリンの『独裁者(The Great Dictator)』でのスピーチでした。

*このブログの操作が不慣れで、同じ個所に貼り付けらず、区切れが出来て申し訳ないのですけれど、上に‘平和への願い’としてリンクさせておきます。

 

 実際のところ、私は政治絡みのことは余り好きではありません。自分の価値観を人に押し付けるつもりもありません。

 ですが、私の中にはこうした思いというのはあるのです。

 

無機的な知識を詰め込み、頭で‘考える’より、心で‘感じる’ことを大切にしたい…。ブルース・リーではないですが、“Don't think. Feel!" ですね。

「きれいごと」、私は大いに結構だと思うのです。

薄汚れた心の者が、それを僻んで揶揄するのではないでしょうか。そして人間性というものの価値を否定する。

 

再度、先日の開校式は、生徒の皆や保護者の方々、同僚スタッフのおかげで、本当に心の温かい素晴らしいものであったと思います。

本当にありがとうございました。

 学院長より